体言止めって聞いたことがありますか?
「えっ?たいごんとめ?」
という人はいないでしょうね(笑)
もし、居たとしても大丈夫です。
これから、「体言止め」について解説します。
体言止めとは?意味を知る
「体言止め」は、「たいげんどめ」と読みます。
で、「体言止め」とは何か?ですが、その前に「体言」とは何か?
「体言」は、名詞や代名詞のこと。
http://xn--vcs415akpfnn7a.com/%E4%BD%93%E8%A8%80%EF%BC%88%E5%90%8D%E8%A9%9E%E3%80%81%E4%BB%A3%E5%90%8D%E8%A9%9E%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AF.html
名詞や代名詞について知りたい場合は、上記記事を参考にして下さい。
話を先に進めると、「体言止め」とは、名詞や代名詞で止めることになります。
何を名詞や代名詞で止めるのか?
文の語尾を名詞や代名詞で止めます。
より詳しくは、下記を参考にして下さい。
和歌・俳諧などで、句の最後を体言で終えること。言い切った形にしないために、余情・余韻をもたせることができる。「新古今集」に多く使われ、その特徴の一つとなっている。名詞止め。引用元:https://kotobank.jp/word/
最も有名な俳句を例に挙げると、
「古池や蛙飛びこむ水の音」
日本人なら誰でも聞いたことがあるはず。
松尾芭蕉のこの俳句も体言止めになっています。
語尾が「音」という名詞で終わってますよね。
このように体言止めは、俳句などで使われるのですが、ブログの記事を書く際にも使って欲しいので取り上げました。
体言止めを使うのは?
なぜ、ブログの記事を書くのに「体言止め」を使うのか?
それは、ブログの記事は、読まれない前提で書く必要があるからです。
「読まれないのが前提?」
と不思議に思うかもしれませんが、記事を読むかどうかの選択権はブログ訪問者にあります。
ですから、ブログ訪問者は、面白い記事や読みやすい記事でなければ、他のブログを探せばいい。
当たり前のことですよね。
その為、あなたが記事を書く際は、興味を惹き読みやすい文章を書く必要があるということ。
興味を惹く記事構成でおすすめは、PREP法です。
あと、読みやすい文章にするには、テンポよく読めるように工夫が必要。
その最も有効な手段が、語尾に変化をつけることです。
※下記記事も参考にして下さい。
それには、語尾のバリエーションを増やしたほうが良い。
そのバリエーションの1つが、体言止めというわけです。
体言止めの例
あなたは、
「語尾に変化をつける?」
と、イマイチ納得できてないかもしれません。
そんなあなたの為に、例を挙げて解説します。
私は毎日10キロ走っています。
今日も夕方から走ります。
暑いですが頑張ります。
語尾は全て「~ます」です。
意味はわかりますが、小学生が書いたような文章ではないですか?
語尾が連続すると、文章に締りが無いのがわかりますね。
少し語尾を工夫してみます。
私は毎日10キロ走っています。
今日も夕方から走る予定。
暑いですが頑張ります。
「予定」という体言止めを使ってみました。
だいぶ感じが変わったと思いませんか?
更に、語尾を変えてみます。
私は毎日10キロ走っています。
今日も夕方から走る予定。
暑いですが頑張りたい。
どうですか?
静の文章から動の文章になったと思いませんか?
私の今日の夕方の予定を書いただけなので、ちょっと強引かもしれません(^o^;)
ですが、語尾に変化をつけると文章が変わることと、体言止めがどういうものかが分かってもらえたはずです。
体言止めを使って下さい
今日私が言いたいのは、
「語尾に困ったら体言止めという手があるよ」
ということ。
とにかく記事は、書いていれば慣れてきます。
まず思いのままに記事を書いてみて、最後に語尾を修正していく。
たったこれだけのことでも、あなたの文章は劇的に変わるはず。
是非、体言止めをマスターして下さい。
あなたの記事が多くの人に読まれることを祈っています。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
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木村