最近気になっているコピーライターが、“6分間文章術”という本を勧めるので、読んでみることにしました。
今までは、コピーライティングの勉強で、本を読むことはなかったのですが、これからは本からもインプットしようと思います。
理由は、ネット上の情報には、そろそろ飽きてきたからです(笑)
6分間文章術(コピーライティングの本)とは?
6分間文章術という本は、題名から分かると思いますが、文章を書くための術を教えてくれる技術書です。
コピーライティングの本というよりは、ライティングの本になるかもしれません。
ただ、わかりやすい文章を書くという面では、コピーライティングのスキルアップに役立つのかも。
そう思って“6分間文章術”を購入しました。
私の場合、思ったらすぐに行動しないと気がすまないので、Kindle版です(笑)
※Kindle版とは、ダウンロードしてすぐ読める電子書籍ですね。
“6分間文章術”では、本の中で解説しているエンパシーチャートを使えば、文章に一貫性が持てると解説されています。
また、最も特徴的なのは、共感が得やすい文章が書けるようになるらしい。
「らしい。」
というのは、エンパシーチャートを使った、エンパシーライティングを習得すればということです。
ここで、勘がいいあなたは、もうわかったかもしれません。
そうなんです。“6分間文章術”を読んだだけでは、エンパシーライティングを習得するのは難しい。
6分間文章術の中身は?
“6分間文章術”の内容は、
- 出版社: ダイヤモンド社 (2013/6/21)
- 中野 巧 (著)
- ソフトカバー¥ 1,404
- Kindle版 ¥ 1,123
- 172ページ
となっています。
そして、“6分間文章術”の中身は、下記の通りです。
目次
神田昌典氏はじめに:文章がうまくなるという嘘
Part1:あなたの文章に革命が起こる「7つの共感スイッチ」
Part2:【埋める→貼る→つなぐ】だけ!あなたの文章が6分間で変わる
Part3:もしもビジネス経験のない女子高生が、集客のためにエンパシーチャートを使ったら
Part4:5つのストリーの「型」で、あなたらしい文章に変わる
おわりに:共感を生み出す最大のカギ
謝辞
参考文献
「著者」
感想としては、“神田昌典氏はじめに 文章がうまくなるという嘘”で、かなり神田昌典さんが期待をもたせます。
神田昌典さんといえば、ダイレクトレスポンスマーケティングの権威ですから、期待してしまうわけですよ。
※ダイレクトレスポンスマーケティングと神田昌典さんについては、下記記事を参考にして下さい。
↓
で、Part1から期待が膨らむのですが、なかなか本題に入らない。
触りと、実績で期待だけ膨らませ、そして本が終わってしまいます。
「えっ~。」
「なるほど、フロントエンドね。」
と納得するわけです。
フロントエンドに関しては、後ほど解説します。
6分間文章術を実践する
“6分間文章術”のエンパシーチャートについては、動画の中で解説してますし、活用法も大まかに解説されています。
基本的に、本で得られる情報は、動画とほぼ変わりません。
もし、勘がよければ、
「動画だけで、“6分間文章術”を理解できるかもしれない。」
私はそう思います。
なぜなら、私が、“6分間文章術”を読もうと思ったのは、あるコピーライターの紹介です。
先に書きましたよね。
そのコピーライターは、私に
「僕の文章は、“6分間文章術”で書いているんです。」
と言いました。
という事は、本を紹介してくれたコピーライターは、“6分間文章術”の本だけで、エンパシーライティングを習得したことになります。
ですから、勘がいい人や、コピーライティングのスキルが高い人であれば、“6分間文章術”の本や動画で本質がわかるのだと思う。
では、オマケに実践編の動画もどうぞ。
エンパシーチャートに興味があれば、下記より無料でダウンロード出来ます。
↓
私も本を読みながら実践してみたのですが、エンパシーチャートの凄さが分からない。
確かに、“6分間文章術”の理屈はわかるのですが、私が、普段記事を書く際も、似たようなことはしているので、何が魔法なのかが分かりません。
もしかしたら、あなたには宝のツールだったりして(笑)
6分間文章術は勉強になる?
“6分間文章術”は、本だけで実践するのは難しい。
あなたが、動画を見て実践できるのであれば、それはいいことです。
ですが、私は、今のところエンパシーチャートを、使いこなせない。
“6分間文章術”という本が、コピーライティングの勉強になったかと言えば、
「エンパシーライティングというテクニックが有るんだ。」
という知識は持てました。という程度です。
本当は、“6分間文章術”のテクニックは、凄いのかもしれません。
ですが、“6分間文章術”の本は、フロントエンドに過ぎないので、エンパシーライティングをマスターするために書かれてはいない。
その証拠に、公式ホームページでは、講義やセミナーの案内があります。
ここで、少しフロントエンドについて説明すると、フロントエンドというのは、マーケティング手法の1つです。
詳しくは今度記事にしますが、簡単に言うとフロントエンドは、本当に売りたい商品の為の撒き餌のような役割。
※5・31更新:フロントエンドに関しては、下記記事を参考にして下さい。
↓
“6分間文章術”という本で、エンパシーライティングに興味をもたせ、
「習得すれば、読者を思い通りに行動させる事ができる。」
と期待させます。
そして、公式ホームページでリスト取り。
先に紹介したエンパシーチャートの無料ダウンロードが、メルマガ登録ページになっているわけです。
そして、メルマガで教育後、
「講義を受けると、エンパシーライティングが習得できますよ。」
と、本命の講義を勧める。
ちなみに、エンパシーライティングの講義の金額は、下記のようになっています。
ベーシックコースは、3時間で27,000円。
エンパシーライティング1DAY講座は、5万円。
エンパシーライティング・マスター講座は、10万円。
別に、コンサルやセミナーで考えれば高くはないかもしれませんね。
ということで、“6分間文章術”は、フロントエンドだったという結論。
参考になれば幸いです。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
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木村